タイトル | チャ品種「そうふう」「さえみどり」は機能性成分ケルセチン配糖体が多い |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
物部真奈美 野村幸子 松永明子 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 既存緑茶品種の中では「そうふう」と「さえみどり」の2品種が、主力品種「やぶきた」に比べてケルセチン配糖体を特に多く含む。ケルセチン配糖体は一心一葉と茎には少なく、熟した葉に多く含まれる。 |
キーワード | 「そうふう」、「さえみどり」、ケルセチン配糖体 |
背景・ねらい | 食品による健康維持への関心は高く、食品に含まれる様々な健康機能性成分の生理作用が盛んに調べられている。その中でもポリフェノールの生理活性は比較的よく研究されており、その代表的なものに緑茶に多く含まれるカテキンとタマネギなどに多く含まれる「ケルセチン」がある。カテキンとケルセチンはどちらもフラボノイドの一種であり、高い抗酸化能を持つ物質としてよく知られる。カテキンとケルセチンの生理活性機能は全てが同じではなく、カテキンではカテキン受容体を介した抗炎症作用や抗腫瘍活性が報告されており、ケルセチンでは血管を保護する血管内皮機能の改善効果等が報告されている。茶はカテキンだけでなくケルセチンの摂取源にもなりうる食品の一つとして考えられているが、品種間で含有量が異なる可能性がある。そこで、すでに品種として登録されている茶品種のケルセチン含有量を調査し、高含有品種を検索する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2015/vegetea15_s23.html |
カテゴリ | 機能性 機能性成分 たまねぎ 茶 品種 |