タイトル | ジャガイモの複葉抽出物による土壌中のそうか病菌の影響評価方法 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2012~2015 |
研究担当者 |
関山恭代 冨田理 小野裕嗣 池田成志 浅野賢治 小林晃 小林有紀 |
発行年度 | 2015 |
要約 | ジャガイモそうか病汚染圃場及び健全圃場で栽培したジャガイモの複葉抽出物をNMRによるメタボローム解析で比較すると、汚染圃場でクエン酸とギ酸の量比が顕著に低いことが認められる。2種の有機酸の量比から地下塊茎の品質を予測できる。 |
キーワード | NMR、メタボローム、ジャガイモそうか病、クエン酸、ギ酸 |
背景・ねらい | 高品質な農作物に対する消費者や加工事業者の高いニーズを適えながら生産者の収益性も高めていくためには、栽培する圃場の特性やそれに由来する作物の生育状態を総合的に評価し、その結果を適切な品種と栽培技術を組み合わせた効率的な生産に反映することが重要である。ジャガイモそうか病は、収穫物である地下部の塊茎(イモ)に病斑を生じる病害で(図1)、発生により生食及び加工用途としての商品価値を著しく損なうが、経済性に見合う有効な防除法は未だない。また、そうか病は地下部にのみ病徴が現れるため、塊茎を収穫するまでその被害状況を把握することは困難である。本研究では健全圃場およびそうか病汚染圃場で栽培したジャガイモを対象に、通常、病徴の判断に使用されない地上部に着目してNMR法によるメタボローム解析を行う。収穫前の早期のイモの品質予測や栽培環境の改善の指標となり得る代謝変動を見出すことを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2015/nfri15_s15.html |
カテゴリ | 病害虫 加工 乾燥 栽培技術 栽培条件 抵抗性 ばれいしょ 品種 防除 メタボローム解析 |