タイトル | トウモロコシ花粉飛散ステージに対応した分光反射率に基づく植生指数等の変化 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006~2015 |
研究担当者 |
井上聡 芝池博幸 米村正一郎 杜明遠 盧珊 川島茂人 |
発行年度 | 2016 |
要約 | トウモロコシ雄穂の分光反射率から計算される植生指数等と花粉飛散数の関係を調査した。花粉飛散ステージの進行に伴いOSAVIとred edgeの最大傾きは特徴的に減少し、トウモロコシの花粉飛散時期は雄穂の光学的な植生指数等の変化と対応する。 |
キーワード | 畑作圃場管理、精密農業、高分解能光学情報、近接リモセン |
背景・ねらい | 近年、人工衛星、航空機、ドローン等により圃場内の高分解能多波長光学情報が容易に取得できるようになり、それらから生育ステージ等の生育情報を得る手法が求められている。取得された情報の活用に必要な作物部位の生育ステージの推移に伴う光学的特性の変化についての知見は少ない。トウモロコシは雌雄異花であり、植生群落上で雄穂(雄花)が開花して花粉飛散する際には、雄穂は形態的にも色彩的にも大きく変化するが、花粉飛散ステージの進行に対応した光学特性の測定知見はほとんどない。雄穂の分光反射率より計算される各種植生指数等の推移と花粉飛散数実測値の推移の比較から、植生指数等と花粉飛散ステージの関係を検証し、圃場で取得される高分解能光学情報利用の基礎データとする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/harc/2016/harc16_s03.html |
カテゴリ | センシング とうもろこし ドローン 圃場管理 |