タイトル | 倒れにくいソバ品種「にじゆたか」の根の特徴 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2009~2011 |
研究担当者 |
村上敏文 由比真美子 天羽弘一 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 倒伏しにくいソバ品種「にじゆたか」は、標準品種「階上早生」に比べて、一次側根数が多く、側根の硬い部分が長く、横への張り出し長も大きく、より水平方向に向いている。また、播種密度が低いほど、これらの形質が強化され倒伏しにくくなる。 |
キーワード | ソバ、倒伏、にじゆたか、根、播種密度 |
背景・ねらい | ソバ(Fagopyrum esculentum Moench)は、我が国では主に麺として利用されるポピュラーな作物であるが、収量の全国平均はかなり低い(2015年度は60kg/10a)。低収量の要因のひとつに倒れやすい性質があり、その改善が大きな品種改良の目標となっている。これに対し、農研機構東北農業研究センターでは、2011年に大粒で倒れにくい品種「にじゆたか」を育成している。しかし、倒伏に関わる地上部形質は詳しく調べられているものの、根についてはほとんど調べられていない。そこで、「にじゆたか」の播種密度を変えて栽培し、地上部および根を調査して倒伏しにくい要因を明らかにし、今後の品種育成や栽培技術の改善につなげる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/tarc/2016/tarc16_s05.html |
カテゴリ | 栽培技術 そば 播種 品種 品種改良 |