タイトル | 携帯型NDVI測定機により穂肥前の移植水稲の窒素吸収量を推定できる |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2015~2016 |
研究担当者 |
浪川茉莉 西田瑞彦 高橋智紀 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 小型で安価な測定機を用いたNDVI値と、穂肥時期までの水稲窒素吸収量との関係は指数関数で表され、その関数を用いてNDVI値から窒素吸収量を推定できる。これにより測定に手間を要する窒素吸収量を簡易に調べられる。 |
キーワード | 水稲、NDVI(正規化植生指数)、追肥診断、窒素吸収量、移植栽培 |
背景・ねらい | 農業の担い手不足や高齢化などを背景として、稲作では大規模化・省力化が進み、効率的な圃場管理が求められている。一方で、追肥診断は安定的に生産を続けていくために必要な技術であり、追肥診断においても効率的な診断技術の開発が望まれる。そこで省力的で扱いやすい水稲追肥診断技術の開発を目指した。 NDVI(正規化植生指数)は近赤色光と赤色光の反射率から計算される数値で、植生の分布状況や活性度を表すため、作物の生育量を予測できる。市販測定機GreenSeeker Handheld Crop Sensorは安価で取り扱いやすく、短時間でNDVI値を測定できる。この測定機を用いたNDVI値と水稲生育の関係を明らかにし、簡易な追肥診断技術を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/tarc/2016/tarc16_s01.html |
カテゴリ | 省力化 診断技術 水稲 大規模化 品種 圃場管理 |