タイトル | 経卵伝染したイネ縞葉枯ウイルスのヒメトビウンカ体内量と保毒虫率 |
---|---|
担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究センター |
研究期間 | 2015~2017 |
研究担当者 |
奥田充 柴卓也 平江雅宏 |
発行年度 | 2017 |
要約 | イネ縞葉枯ウイルスを経卵保毒するヒメトビウンカ幼虫体内の相対ウイルス量は、発育期間中ほとんど変化しないが、雄成虫では雌に比べ約2倍である。また、縞葉枯病抵抗性品種上で発育したヒメトビウンカの保毒虫率は本病感受性品種と変わらない。 |
キーワード | イネ縞葉枯ウイルス(Rice stripe virus、RSV)、定量RT-PCR、虫媒伝染ウイルス |
背景・ねらい | 近年、関東をはじめとする複数の地域でイネ縞葉枯病の発生面積や媒介虫であるヒメトビウンカのウイルス保毒虫率が増加傾向にある。今後も媒介虫の薬剤抵抗性の発達や温暖化の進行による分布域の拡大等により本病による被害が深刻化する懸念があり、早急な対策が求められている。イネ縞葉枯病の発生生態を解明し、防除に役立てるための基礎的知見として、経卵伝染したイネ縞葉枯ウイルスのヒメトビウンカ体内での量的変化と本病抵抗性イネ品種上で発育したヒメトビウンカ個体群のウイルス保毒率を解析する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/carc/2017/carc17_s20.html |
カテゴリ | 病害虫 縞葉枯病 抵抗性 抵抗性品種 ヒメトビウンカ 品種 防除 薬剤 |