タイトル | バレイショのそうか病対策のための土壌酸性の簡易迅速診断手法 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業研究センター |
研究期間 | 2015~2017 |
研究担当者 |
久保寺秀夫 山口典子 草場敬 笛木伸彦 田村元 渡邊祐志 茶谷正孝 白尾吏 餅田利之 森清文 長友誠 石川弘大 塚本清音 松田悟 森井悠太 松尾まゆみ 脇門英美 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 簡略化したpH(KCl)測定法は土壌酸性を簡易迅速安価に評価できる手法であり、バレイショのそうか病対策のための土壌酸性の指標として、生産者自身による測定や現場での即時診断に活用できる。 |
キーワード | バレイショ、そうか病、土壌酸性、簡易迅速診断、pH(KCl) |
背景・ねらい | バレイショのそうか病は土壌のアルカリ化により発生が助長されるため、土壌酸性の管理が重要である。従来から、土壌酸性の指標としてアルミニウムイオン量を反映する交換酸度y1が有用とされ、そうか病対策の基準としてy1≧5(長崎県)などが提示されている。しかし、y1は測定が煩雑で現場での土壌管理に利用しにくいため、そうか病を警戒するあまり土壌の過度の酸性化や、石灰や堆肥(土壌の酸性を弱める)の不施用による地力の低下が問題となっている。そこで、y1と密接に関係するpH(KCl)(2013年度農研機構研究成果情報)の測定法を簡略化(精密な操作の省略や分析時間の短縮など)し、普及担当者や生産者自身による現場測定を可能とする手法を開発し、簡易測定マニュアルを作成する。併せて、pH(KCl)とそうか病の発病程度の関係解析により、そうか病抑制のためのpH(KCl)の基準値を示し、pH(KCl)簡易測定による土壌管理を可能にする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/popular/result110/2017/17_086.html |
カテゴリ | 肥料 温度管理 簡易測定 診断技術 施肥 ばれいしょ 輪作体系 |