タイトル | 熊本地震で水田に生じた不陸凹部のダイズは湿害によって減収した |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2016 |
研究担当者 |
野見山綾介 松尾直樹 脇山恭行 柴田昇平 榮誠三郎 石塚直樹 岩﨑亘典 坂本利弘 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 2016年熊本地震の被災水田では土面に著しい凹凸(不陸)が生じるとともに、給水管破損に伴い水稲の作付けが困難となった。不陸が生じた水田で水稲の代わりにダイズを栽培した結果、凹部のダイズは湿害を受けて減収した。 |
キーワード | 熊本地震、湿害、水田、ダイズ、不陸 |
背景・ねらい | 2016年4月14日以降、熊本県熊本地方を中心に起こった一連の地震活動(熊本地震)は地域の営農活動に甚大な被害を及ぼした。本震震源地の益城町に隣接する熊本市東区秋津地区の農業地帯においては、地下に埋設していた給水管が破損したため水稲の作付けが困難になり、代替作物としてダイズ品種「フクユタカ」が大規模に作付けされることとなった。地震が起こると、地盤沈下に伴い水田の土面には凹凸(不陸)が生じることがある。秋津地区では多くの水田で不陸が生じたが、発生面積が広範囲に及んだため、土面を均平化することができずにダイズが栽培された。そこで、不陸が発生した水田において土面の凸部と凹部で生育調査を行い、地震で水田に生じる不陸がダイズ栽培に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2017/karc17_s01.html |
カテゴリ | 湿害 水田 水稲 大豆 ドローン 品種 |