タイトル | キクに青い花を咲かせる技術 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門 |
研究期間 | 2011~2017 |
研究担当者 |
野田尚信 間竜太郎 能岡智 中山真義 道園美弦 岸本早苗 田中良和 勝元幸久 |
発行年度 | 2017 |
要約 | これまで青い花色のキクは作出されていない。遺伝子組換え技術を用い、フラボノイド3′,5′-水酸化酵素とアントシアニン3′,5′-グルコシル基転移酵素の遺伝子2つをキクに導入して花弁で働かせることで、青いキクの花を咲かせることができる。 |
キーワード | キク、青い花色、遺伝子組換え技術、アントシアニン、フラボン |
背景・ねらい | キクは日本の切り花出荷量の40%を占める重要な花きである。キクには白・黄・赤など様々な花色があるが、紫や青といった花色はない。これは青い花をもつ近縁の植物種が存在しないためであり、交配など従来の品種改良法では青いキクの作出は不可能である。従ってキクに青い花を咲かせるためには、遺伝子組換え技術等の新たな手法の確立が不可欠である。 遺伝子組換え技術を用いて、キクの舌状花弁でカンパニュラのフラボノイド3′,5′-水酸化酵素(F3′5′H)の遺伝子をキクのフラバノン3-水酸化酵素(F3H)遺伝子のプロモーターを用いて発現させると、青色発色の基となるデルフィニジン型のアントシアニンをほぼ100%の割合で蓄積させることができる。しかし、この方法で得られるキクの花色は紫や青紫である。そこでキクを、よりあざやかな青い花色に改変する方法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nivfs/2017/nivfs17_s09.html |
カテゴリ | アネモネ 馬 カンパニュラ きく 出荷調整 デージー 品種 品種改良 |