タイトル | 抗幼若ホルモン活性評価システムと新規昆虫制御剤候補化合物 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2013~2017 |
研究担当者 |
粥川琢巳 篠田徹郎 米須清明 岡部隆義 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 培養細胞を用いて、抗幼若ホルモン活性を簡便に評価できるシステムを構築した。また、本評価システムから見出された抗幼若ホルモン活性化合物は、幼若ホルモンの働きを抑え害虫の正常な発育を阻害することから、新規昆虫制御剤の有望な候補になり得る。 |
キーワード | 昆虫、変態、幼若ホルモン、抗幼若ホルモン活性化合物、昆虫制御剤 |
背景・ねらい | 近年、既存の殺虫剤に対する抵抗性が深刻化しており、新たな殺虫剤開発が求められている。昆虫の変態を抑制する幼若ホルモンは昆虫固有のホルモンであるため、環境負荷の低い殺虫剤開発を行う上で優れた標的になると考えられる。本研究では、幼若ホルモンの働きを抑える作用(抗幼若ホルモン活性)を簡便に評価できるシステムを培養細胞で構築し、その評価システムを用いて大規模な化合物スクリーニングを行い、新規昆虫制御剤候補を探索することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2017/nias17_s24.html |
カテゴリ | 病害虫 カイコ 害虫 抵抗性 農薬 防除 |