タイトル | 腫瘍マーカーを特異的に検出するシルクタンパク質素材の開発 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2015~2017 |
研究担当者 |
佐藤充 木谷裕 小島桂 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 抗体の特異的な結合活性を有するシルクタンパク質素材「アフィニティーシルク」の技術を活用し、消化器系がんの腫瘍マーカーであるCEA(carcinoembryonic antigen:がん胎児性抗原)を定量的に検出できるELISAプレートが作製できる。 |
キーワード | 抗体、組換えカイコ、シルクタンパク質、一本鎖抗体、腫瘍マーカー |
背景・ねらい | 生体内に侵入した異物(抗原)に働く抗体は特定の種類のタンパク質などに結合する性質をもつことから、基礎研究から医療に至る幅広い分野で利用されているが、その製造コストの高さが問題となっている。そこで本研究では、遺伝子組換えカイコを使用し、抗体として働く性質をもつシルクタンパク質素材「アフィニティーシルク」の技術を活用して実用化に向けた開発を行う。今回は、胃がん・大腸がんなどの消化器系がんの腫瘍マーカーとしてよく知られているCEAを特異的に認識する新しいシルクタンパク質素材を開発し、その効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2017/nias17_s16.html |
カテゴリ | カイコ コスト |