| タイトル |
水中大音圧音によるトド忌避手法の開発 |
| 担当機関 |
(国研)水産研究・教育機構 北海道区水産研究所 |
| 研究期間 |
2015~2018 |
| 研究担当者 |
磯野岳臣
服部薫
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| 発行年度 |
2018 |
| 要約 |
トド追い払い技術を確立するため、トドの遊泳群に水中大音圧音を発して反応を観察した。遠方(125-175m)の群れを除き、かつ音を鳴らし始めて12-30秒経過後に一斉に潜水する等の行動が見られ、限定的だが大音圧音の反応を得ることを確認した。漁船周辺からのトドを駆逐および揚網時の被害軽減効果が期待される。
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| 背景・ねらい |
北海道ではトドによる深刻な漁業被害が発生する。刺網を巻き上げる際に漁船周辺にトドが集まり、漁獲物の横取りや損傷等が起こることから、その対策への強い要望がある。また、過去の知見として、飼育下のトドが165dB(水中)以上の大音圧、狭帯域の水中音に対し、プールから飛び出す等の忌避行動を繰り返し示したことが報告されている。この知見をもとに、漁船周辺からのトドの駆逐を目的とした186dB@2kHz出力可能な忌避装置を製作し、自然状況下においてトドの反応を観察した。
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| 成果の内容・特徴 |
北海道宗谷弁天島周辺において、水面に滞留もしくは遊泳している10-50頭規模のトドの群に調査船(4.9t)で接近し、異なる長さの連続音を発して群の行動と群までの距離を観察した。計8回(発音時間10秒2回、30秒4回、60秒2回)の試行の結果、音源から推定125m以内の群において、音を鳴らし始めて12-30秒経過後に、遊泳もしくは滞留した状態から一斉に潜水する等の反応が見られた。潜水後に調査船からより離れた場所に浮上したケースもあり、これら潜水等の反応を忌避反応と判断した。ただし、発音直後の反応ではなかったことから、十分な効果を得るには30秒程度の発音が必要であること、また、遠方(125-175m)で反応が見られなかったことから、有効範囲は100m程度と考えられた。
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| 成果の活用面・留意点 |
本成果は、漁船周辺からのトド駆逐による揚網時の被害軽減効果が期待されるが、実験回数が限られたものであり、より様々な海域や時期に適用するには、反復試験が必要である。また、忌避効果を得るためには発音時間および距離範囲に留意する必要がある。
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| 研究内容 |
http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=8114&YEAR=2018
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| カテゴリ |
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