タイトル | 有材補助暗渠機を用いた排水改善による一酸化二窒素排出削減効果 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2014~2018 |
研究担当者 |
西村誠一 小南靖弘 永田修 北川巌 塩飽宏輔 丹羽勝久 中村恵 小林幸司 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 有材補助暗渠機「カットソイラー」を用いた有材心土破砕・刈株鍬込みによる排水改善処理を行うことにより、小麦収量が増加するとともに、温室効果ガスの一酸化二窒素の排出が削減される。 |
キーワード | 一酸化二窒素、カットソイラー、大規模畑作、排水改善、有材補助暗渠 |
背景・ねらい | これまでの研究により、降雨後等の高い土壌水分条件のときに、温室効果ガスの一酸化二窒素(N2O)の土壌からの発生が高くなることが知られている。一方、日本の畑作で大きな生産量を占めている北海道十勝地域では、春の融雪時期に高い土壌水分条件が続くことや、排水不良土壌が耕地面積の約30%を占めていることから、作物の生産性の低下とともに、高いN2O排出を引き起こしている可能性がある。 排水不良土壌の排水性を改善することにより、作物の生産性改善とともにN2O排出削減効果が期待されるが、排水改善がN2O発生へ及ぼす影響に関する研究事例は少なく、その削減効果は明らかになっていない。 本研究では、十勝地域の小麦栽培圃場において、農研機構(農工部門)で開発された有材補助暗渠機「カットソイラー」(2015年度普及成果情報)を用いて排水不良土壌に排水改善処理を行い、N2O排出削減効果および作物の収量改善効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/harc/2018/harc18_s12.html |
カテゴリ | 小麦 排水性 |