タイトル | 牛枝肉への3週間の乾燥熟成処理は歩留を下げるが肉質を改善する |
---|---|
担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2016~2017 |
研究担当者 |
中村好德 金子真 小林良次 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 枝肉庫内で約3週間の乾燥熟成処理を行うと、脱水により枝肉重量は約1%減少し、部分肉重量は約9%減少するが、硬さの低下や旨味の増加など肉質が改善される。 |
キーワード | 枝肉熟成、歩留、肉質、肉用牛 |
背景・ねらい | 近年、枝肉に対して「枯らし」や「吊るし」といった呼称で、脱水と熟成による処理(枝肉熟成と略す)を行う事例がある。屠畜後の部分肉に対する熟成処理は硬さや味の改善などの効果が期待されるために、冷蔵熟成、氷温熟成や乾燥熟成(通称:ドライエージング)などの様々な熟成方法が行われている。しかし、枝肉に熟成処理を行い歩留や肉質の変化を検討した報告は見られない。 そこで、本研究では枝肉の状態で熟成処理を行い、歩留や肉質に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2018/karc18_s03.html |
カテゴリ | 乾燥 出荷調整 とうがらし 肉牛 ばら 品種 もも |