課題名 | 9.国産果実の輸出促進に向けた低コスト生産・流通 システムの開発、 ア.輸出に適合した果実生産技術の開発、 イ.輸出に対応した果実の出荷・流通技術の開発 |
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研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場 |
研究分担 |
果樹研究科 園芸環境研究科 |
研究期間 | 新19~21 |
年度 | 2007 |
摘要 | りんごの大玉生産技術の確立。、鮮度保持のためのパッケージの開発。、ももの病害発生抑制技術の開発。、氷藏庫を活用したりんごの出荷調整技術の開発を行う。、、ア 輸出に適合した大玉果実生産技術の開発、 りんご「ふじ」に対する新規植物生育調節剤の処理効果を検討した結果、果実の肥大促進効果はみられないが、果実の果肉硬度の低下を促すことを明らかにした。、、イ 輸出に対応した果実の出荷・流通技術の開発、(ア)リンゴの輸出に適した低コストパッケージ技術の開発、外装箱や緩衝資材の性能を検討した結果、新規開発したリンゴ用機能性段ボール箱が慣行の段ボール箱より低温貯蔵条件下でも高い耐久性があることを明らかにした。、(イ)モモの輸出に適した低コストパッケージ技術の開発、外装箱や緩衝資材の性能を検討した結果、外装箱は通気性を確保する必要があることを明らかにするとともに、緩衝効果の高い数種の資材を選定した。、(ウ)オウトウの輸出に適した低コストパッケージ技術の開発、荷姿や各種出荷容器等が果実品質に及ぼす影響を検討した結果、出荷箱の2重包装や機能性段ボールの利用により品質の低下が軽減できることを明らかにした。、(エ)モモ等の輸出過程における病害発生を抑制するための効果的な収穫前防除技術の開発、貯蔵流通段階で発生するモモ川中島白桃の病害は、慣行防除条件下で炭疽病、ホモプシス腐敗病が主であり、灰星病はみられないことが明らかとなった。、(オ)戦略的出荷を可能とする高品質果実貯蔵技術の開発、リンゴの「みつ入り果実」の貯蔵に対する「氷蔵庫」および新規鮮度保持剤「1-MCP」の効果を検討した結果、両者とも鮮度保持効果が認められ、特に「氷蔵庫」はみつの保持に効果が高いことか明らかとなった。 |
カテゴリ | おうとう 機能性 出荷調整 炭疽病 低コスト 防除 保存・貯蔵 もも 輸出 りんご |