農産物の加工・利用研究

課題名 農産物の加工・利用研究
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 生産環境部
農業短期大学校
研究期間 継H18-22
年度 2007
摘要 目的:県産農産物を活用した高品質のオリジナル加工品、郷土食の商品化技術、在来希少作物や機能性農産物を活用した高付加価値の農産加工品等を改良・開発し、農業者の行う農産加工を支援する。また、そのために必要な技術開発を行う。、結果:県産農産物を活用した高品質の加工品、郷土食の商品化技術、在来希少作物や機能性農産物を活用した農産加工品等を改良・開発し、農業者の農産加工を支援した。(1)県産果実の高品質素材化を目的とし、モモ、イチゴ、リンゴのペースト化や長期的な保存条件を検討した。モモペーストを活用してゼリー飲料を試作した。(2)うるち米加工品の食感改良を目的に、うるち米を丸粒で蒸かす途中の加水処理時に卵白(メレンゲ)を加え、高水分粳米団子の物性を改善できた。(3)県産小麦「ゆきちから」を使用したパンの製造条件を検討した。トレハロースを5%添加することにより膨らみや柔らかさが改善された。60meshのふるいを通過させた全粒粉を使用することにより膨らみの良い全粒粉パンを試作した。(4)県産小麦・大豆等加工品の栄養特性を改善する目的で、大豆を10%加えた「大豆添加パン」を開発した。圧力鍋で60分間加熱した大豆を使用し、鶏卵を30%加えることにより膨らみの良い食パンを製造出来た。(5)ヤーコンのジュース加工においてセルラーゼ処理により搾汁率や総ポリフェノールの回収率を改善した。(6)ヤーコン地下茎の貯蔵条件を検討した。ヤーコンのフラクトオリゴ糖は-20℃で貯蔵することで減少を抑制することができた。総ポリフェノールの貯蔵中の減少は見られなかった。(7)ヤーコン塊根中のポリフェノールはアルカリ条件下での加熱で変化し、カフェ酸が生成した。(8)特産果実であるナツハゼのジュース加工において、ペクチナーゼ処理によつて搾汁率や機能性成分の回収率が改善された。ナツハゼを用いジャムとゼリーを試作した。(9)農業者への加工技術支援を5件、延べ44名に実施した。ブルーベリーのジャムやアイスクリームへの加工を支援した。、、
カテゴリ いちご 加工 技術支援 機能性 機能性成分 くり 高付加価値 大豆 ブルーベリー もも ヤーコン りんご

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