| 課題名 | k.生産病の病態解析による疾病防除技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2008010589 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,動衛研,生産病研究チーム |
| 協力分担関係 |
北海道立畜産試験場 富士平工業(株) 日本光電(株) 機能性ペプチド研(株) 旭化成(株) 山形大学 岡山大学 家畜改良センター 千葉県畜産総合センター 神奈川県畜産技術センター |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2008 |
| 摘要 | 代謝障害の早期疾病診断技術の開発では、1)牛の脳幹機能を解析するため、聴性脳幹誘発電位(BAEP)測定法を開発した。本手法により代謝障害疾病の一つとしてBSEについて解析し、BSE罹患牛のBAEP反応は健常牛に比べて特異的に長くなることを明らかにするなど、BSEの新しい臨床検査法開発につながる成果を得た。また、本手法を用いた脳幹機能測定解析装置の携帯機を試作した。2)牛の肺炎の臨床診断マーカーの探索を目的に、サーファクタントたんぱく質AおよびD(SP-AおよびSP-D)を牛肺から精製することに成功した。それらを用いてELISAによるSP-AおよびSP-Dの測定系を確立し、肺炎牛において血清SP-Aの上昇と肺胞液SP-Dを確認した。3)イタリアンライグラスホールクロップサイレージやとうもろこしサイレージを給与した場合、牛ルーメン環境には揮発性脂肪酸や乳酸濃度の変動が見られたが、その他の臨床所見や血液生化学性状には異常が認められなかった。 繁殖障害防除法の開発では、1)豚の妊娠黄体や偽妊娠黄体ではアポトーシス関連因子FasおよびFasリガンドの発現が増加し、この現象は黄体機能維持に関与すると考えられた。2)豚の主要生殖ホルモンの一つであるインヒビンの測定系を確立した。3)生殖補助技術の高度化に向けて、豚胚盤胞の培養に適したグルコース・グリシン添加培地を開発するとともに、子宮深部注入用カテーテルを用いた人工授精技術により精液の利用効率を格段に向上(約5~20倍)させた。 泌乳障害の早期診断技術の開発では、1)潜在性乳房炎牛の乳房内に組換えサイトカインrbGM-CSFおよびリポソーム包埋rbIL-8を投与し、個体差はあるものの乳房炎治療効果を認めるとともに、治癒効果の事前判定には血液単核球表面抗原(CD4+あるいはCD21+)の発現やA/G比が指標となることを明らかにした。 |
| カテゴリ | イタリアンライグラス 診断技術 すぐり とうもろこし 繁殖性改善 豚 防除 |