a.トマトを中心とした高収益施設生産のための多収、低コスト及び省力化技術の開発

課題名 a.トマトを中心とした高収益施設生産のための多収、低コスト及び省力化技術の開発
課題番号 2008010590
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,高収益施設野菜研究チーム
協力分担関係 宮城教育大学
東海大学
千葉大学
三重県科学技術振興センター
大阪府立大学
京都大学
筑波大学
大塚化学(株)
三重県科学技術振興センター
愛知県農業総合試験場
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 施設の省エネルギー・低コスト化技術については、1)自律分散協調型環境制御システム管理技術の開発に向けて、温室内外の温度・湿度情報からリアルタイムで換気率を把握する手法を開発した。本手法に基づき換気制御と細霧噴霧を協調動作させることにより、温室内をトマトの生育に好適な気温・湿度に維持することができ、促成長期作型では初期収量(12月上旬までの収量)を増加させる効果を認めた。2)効率の高い暖房装置であるヒートポンプを周年利用するために、高軒高ハウスにおいて高温期の夜間冷房試験を行い、夜間冷房で維持できる内外気温差および運転に必要なエネルギー量は、地面の断熱性によって大きく変化し、冷房効果を高めるには中空資材のマルチングが有効であることを明らかにした。3)トマトの生長点を冬季に局所加温することにより、開花が早まり花粉稔性が向上することを明らかにした。 大型施設における収量向上又は省力的で快適な野菜生産技術については、1)トマトの促成長期栽培において、根に近い部分に同化葉となる基部側枝葉を残すと、根の活性が高く維持され、果実糖度が高くなることを明らかにした。2)トマト低段栽培用の2次育苗において、根域制限NFT育苗システムを使用し、肥料成分の量管理と夜間断水を組み合わせて草丈を制御すると、高密度(80本/パネル(1×1.2m))でも徒長させずに苗を生産できることを明らかにした。3)自動着果処理装置のプロトタイプを試作し、夜間の着果試験では90%の成功率を得た。4)房採り自動収穫装置を自動走行式に改良し、試作した収容兼搬送コンベヤとの協調動作を確認した。 施設経営シミュレータ開発のための要素技術については、1)トマト生産における施設環境モデル、作業モデルの開発において、環境指標としては暑さ対策等で使用される湿球黒球温度(WBGT)を、作業者反応の指標としては心拍間変動解析によるストレス評価値を用いる手法がそれぞれ有効であることを明らかにした。2)促成長期ハイワイヤー誘引栽培におけるオランダ品種と日本品種の生育を比較し、前者は後者よりも不良果が少ないため、可販果収量、総収量ともに多く、収量の較差は栽培期間が長期にわたるほど拡大することを明らかにした。
カテゴリ 肥料 育苗 環境制御 管理技術 経営管理 収量向上 省エネ・低コスト化 省力化 低コスト トマト ヒートポンプ 品種

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