| 課題名 | b.やませ等気象変動による主要作物の生育予測・気象被害軽減技術の高度化と冷涼気候利用技術の開発 |
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| 課題番号 | 2008010621 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,やませ気象変動研究チーム |
| 協力分担関係 |
東北大学大学院 岩手県立大学 情報通信研究機構 仙台管区気象台 宮城県古川農業試験場 日本気象協会 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2008 |
| 摘要 | 潜在的被害発生地域の特定に向けて、1)北日本における夏季天候の周期性を解明するため、北日本の夏季気圧とインドネシアジャワ島における夏季雨量との間には正の相関関係が、北日本の夏季気温と春のアラビア海~インドネシアにかけての海域の気圧との間には負の相関関係があることを明らかにした。 水稲の障害軽減技術の開発に向けて、1)幼穂形成期の10日前に前歴処理(幼穂形成期前の低水温処理)を終了しても、穂ばらみ期の耐冷性が低下することを明らかにした。2)稲葯で冷温に応答して発現が上昇するプロモーターに活性酸素消去系酵素遺伝子を連結して導入した形質転換稲を作出した。稲葯の冷温応答遺伝子について、それぞれのプロモーターの特定部分が発現の誘導あるいは抑制に関与する可能性を示唆した。 総合的な生産管理システムの開発に向けて、1)情報相互共有型の情報発信プラットフォームであるGoogleマップ上で稼働する予測型BLASTAMを開発した。これにより、実用的には3日先までの葉いもち病感染好適地域がマップおよびポイントで配信され、効果的な防除作業を可能とした。さらに、作物生育等の現地情報がほ場単位で収集でき、同様の単位で個々のユーザーに必要な情報が詳細かつ正確に発信できるシステムのプロトタイプを作成した。2)出穂日から接種日までの積算気温と穂いもち被害度の関係を明らかにし、これに基づき、稲株内における穂いもち感染可能性穂割合の経時的モデルを作成した。 |
| カテゴリ | いもち病 管理システム 水稲 生育予測 防除 |