| 課題名 | e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発 |
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| 課題番号 | 2008010627 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,低温耐性研究チーム |
| 協力分担関係 |
昭和大学 産業技術総合研究所 北海道大学 栃木農業試験場 岩手大学 かずさDNA研究所 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2008 |
| 摘要 | 1)稲・小麦等の低温耐性を向上させるために必要な代謝物質の一つであるフルクタンの機能解明を目的として、小麦のフルクタン合成酵素遺伝子を導入した稲形質転換系統では、本来稲では合成されないフルクタンが蓄積し、これら形質転換系統における幼苗の耐冷性は、フルクタン蓄積量が多い1-SST導入系統で高かった。2)小麦由来の抗菌たんぱく質遺伝子を過剰発現するシロイヌナズナは雪腐病菌に対して抵抗性を示した。3)稲の低温耐性の向上のために、稲小分子熱ショックたんぱく質遺伝子sHSP17.7を稲で過剰発現させると、穂ばらみ期耐冷性が有意に向上した。また、4種類の低温誘導性遺伝子のプロモーターのすべてにおいて発現が低温により誘導された。穂ばらみ期耐冷性遺伝子の候補遺伝子がコードするF-boxたんぱく質は葉よりも幼穂で強く発現しており、若い幼穂ほど強く、穂ばらみ期以降減少した。4)稲耐冷性遺伝子Ctb1・2とqCTB8をDNAマーカーを用いて「ほしのゆめ」に集積した集団では、両遺伝子の集積効果が認められた。5)DNAマーカーを利用して、耐冷性遺伝子を集積するために必要な大豆の新規耐冷性QTLの効果を確認し、このQTLの莢での発現を示した。また、大豆品種「SJ2」由来の難裂莢性遺伝子は多様な遺伝的背景で効果を発揮し、その選抜DNAマーカーは裂莢し易い国内の主要品種と多型を示すことから、機械収穫適性に関するマーカー育種に有用であることを証明した。また、大豆の3種類の組換え自殖系統を用いて、合計1,811のDNAマーカーを含み、平均マーカー間距離が1.36cMの全長2,422.9cMの統合連鎖地図を構築した。 |
| カテゴリ | 育種 小麦 耐寒性 大豆 DNAマーカー 抵抗性 品種 |