a.いも類・雑穀等の機能性の解明と利用技術の開発

課題名 a.いも類・雑穀等の機能性の解明と利用技術の開発
課題番号 2008010654
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,機能性利用研究チーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,作物研,機能性利用研究チーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,機能性利用研究北海道サブチーム
協力分担関係 帯広畜産大学
東京農業大学
十勝ビール(株)
信州大学
岩手大学
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)機能性成分として注目されているが重合体や構造異性体が存在するため、その評価法がこれまで確立されていなかったプロシアニジンの分析法を確立した。ラットにプロアントシアニジンを含有する黒大豆抽出物を経口投与すると、投与1時間後にプロシアニジン(2量体~4量体)の血漿での濃度が最大となり、24時間後においても一部の2量体を除きプロシアニジンが血漿中に存在することを明らかにするなど、重合別の生体内挙動を明らかにした。2)試験管レベルの試験において、パインアップル果皮搾汁残さの新規機能性として、発がん物質吸着作用、ビフィズス菌の増殖促進作用を見出し、ビフィズス菌増殖促進に関与する成分が熱水可溶性ペクチンであることを明らかにした。3)さとうきび酢に、脂肪吸収抑制効果などが期待できるマンニトールを見出した。また、本成分の含量は、さとうきび酢の製造方法により左右されることを明らかにした。4)極小粒子の馬鈴しょでん粉は発泡酒の副原料として優れていることを見出した。また、馬鈴しょでん粉を用いた発泡酒は、機能性成分であるリン酸化オリゴ糖を他のビール・発泡酒に比べて多く含むことを明らかにした。5)黒ごま「関東13号」、白ごま「関東15号」は安定してリグナン類が多く、また既存品種に比較して明らかに早生で病害に強いなど農業特性にも優れることから品種登録候補系統とした。
カテゴリ 機能性 機能性成分 ごま さとうきび 大豆 評価法 品種

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