c.かんきつ・りんご等果実の機能性成分の機能解明と高含有育種素材の開発

課題名 c.かんきつ・りんご等果実の機能性成分の機能解明と高含有育種素材の開発
課題番号 2008010656
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,果樹研,健康機能性研究チーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,健康機能性研究チーム
協力分担関係 静岡大学
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)カロテノイドをバイオマーカーとしたかんきつ産地での栄養疫学調査の解析から、血清中のα-カロテン、β-カロテンおよびβ-クリプトキサンチンレベルが高いほどメタボリックシンドロームのリスクは低く、その傾向は非喫煙者よりも強い酸化ストレスに曝されている喫煙者において顕著であることを明らかにした。2)食物繊維摂取による腸内細菌叢の改善効果を明らかにするため、牛直腸から直接採取したふん便にきんかん全果由来のアルコール不溶性固形物および市販かんきつペクチンを添加し嫌気培養すると、セルロースやペクチンを分解・資化する能力が高いとされる菌が優勢になることを確認した。3)肥満等生活習慣病予防作用の解明に関しては、精油成分であるシトラールに肥満細胞の分化促進作用を認めるとともに、その機構はPPAR γに対するリガンド活性によると考えられること、中枢系に作用する機能性成分を検討し、シトラールおよびリモネンは、マウスの自発運動量を顕著に抑制することを明らかにした。4)カロテノイドの集積機構の解明に向けて、生合成上流域のフィトエン不飽和化酵素およびζ-カロテン不飽和化酵素遺伝子の発現は、遺伝地図上の同一の領域で調節されていることを明らかにした。5)系統適応性検定試験に供試された45の育成系統について果実の成分組成を明らかにした。また、オーラプテンを可食部に高濃度で含むかんきつの育成系統を見出し、育種素材として品種登録することを目的に特性調査を実施した。6)カロテノイドを高濃度で含有する食品素材開発に関しては、かんきつのエチレン処理によるカロテノイド生合成系上流部の発現は温度により異なることを示し、果皮を食用とするきんかんを貯蔵することで果皮中のカロテノイド含量の増強が可能であることを示した。また、かんきつ搾汁残さの組織液状化には、ペクチナーゼ・セルラーゼ混合酵素減圧含浸処理が有効で、200hPa以下で急激に含浸率が高まり、固形物の50%以上が分解し高濃度素材の調製に有効であることを確認した。7)食味成分の質量分析計等を用いた一斉分析により、うんしゅうみかんのアミノ酸組成が、貯蔵温度により変動することを確認した。
カテゴリ 育種 温州みかん 機能性 機能性成分 きんかん 品種 良食味 りんご その他のかんきつ

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