カ 農作業の安全性の向上、軽労化等に寄与する農業機械・装置等及び計測評価手法の開発

課題名 カ 農作業の安全性の向上、軽労化等に寄与する農業機械・装置等及び計測評価手法の開発
課題番号 2008010707
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,特別研究チーム(安全)
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,基礎技術研究部
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,生産システム研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,評価試験部
協力分担関係 三菱農機(株)
ヤンマー(株)
長野県農業総合試験場
兵庫県農林水産技術総合センター
(社)日本農業機械化協会
東京大学
岩手大学
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)安全操作支援システムでは、路肩等への寄りすぎを警告する距離画像センサを用いたシステムを試作し、効果を確認した。インターネットを利用した安全学習システムでは、システムを改良して実用性を高め、コンテンツも追加した。自脱コンバインの緊急停止装置では、現行機の実態調査と停止機構の試作を行い、試作装置により停止時間を短縮できることを確認した。2)中山間地域対応型防除機では、散布装置は携帯式として、走行部は運搬車としても使用できる構成とし、小区画・不定形水田の畦畔上から散布幅を変えながら楽に散布できる中山間地域用粒剤散布機を開発した。中山間地用として、10kg程度の超軽量田植機を開発し、円滑な駆動を確認するとともに、苗積載補助装置の基本的な諸元を検討した。中山間地域対応型汎用コンバインは、刃幅1.5m程度に対応する小型脱穀試験装置を試作し、穀粒漏下分布性能等改良点を把握した。3)乗用型農業機械の転倒時運転者防護対策では、乗用管理機と農用運搬車の実側方転倒試験を行い、横転時にフレームが吸収するエネルギを推定した結果、乗用管理機と農用運搬車の安全フレームの試験にTOPS規格適用の見通しを得、安全鑑定基準への導入に向けた検討を開始した。計測システムの高度化では、ISO/IEC17025に定められた試験機関の技術的要件に基づいたトラクタ性能試験の不確かさ要因、そして計測器の点検校正についてこれまでの検討を総括して管理マニュアルに必要な記載事項を取りまとめた。ユニバーサルデザインの視点から、トラクタの運転に係る寸法要素、操作部の表示など、国産トラクタの現状を把握するとともに、農業機械の操作に関わる高齢農業者、女性農業者の身体機能の調査を通じ、歩行速度、ペダル操作力等の知見を得た。
カテゴリ 機械化 軽労化 水田 中山間地域 防除

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