(5)ダイズゲノムリソースの開発と利用

課題名 (5)ダイズゲノムリソースの開発と利用
課題番号 2008010712
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 (独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,ダイズゲノム研究チーム
(独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,ダイズゲノム研究チーム
(独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,ダイズゲノム研究チーム
(独)農業生物資源研究所,基盤研究領域,ダイズゲノム研究チーム
協力分担関係 社団法人農林水産先端技術産業振興センター
国立大学法人京都大学
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
国立大学法人佐賀大学
長野県
兵庫県立農林水産技術総合センター
北海道
茨城県農業総合センター
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1.エンレイ×PekingのF2集団を用いて1,117種類のSSRマーカーが座乗する全長30,44cMの高精度連鎖地図を構築した。これによって米国のダイズ塩基配列情報における問題箇所が明らかになり、また高精度選抜マーカーの開発基盤が整いつつある。2.SNPマーカーの開発を開始し、新規のSNPマーカーを含む326種類のDNAマーカーから成るエンレイ×Williams82の連鎖地図を構築した。3.エンレイ×PekingのRILはF5集団、エンレイ×Williams82のRILはF4集団に達した。エンレイの遺伝的背景にPekingの染色体断片を導入した染色体部分置換系統はBC3F1の種子が約1,000系統得られた。これにより耐湿性などの農業上重要な形質の遺伝解析や育種母本として活用可能なリソースの整備が進展した。4.50,000のエンレイBACクローンの末端塩基配列解読を行った。19年度と合わせて100,000クローン解読が完了した。またPekingのBACライブラリーも構築して、シークエンスの支援を行った。5.エンレイのBACクローン末端塩基配列データとWilliams82のゲノム配列データを用いたエンレイBAC物理地図の作製及びデータベースの構築を行った。20年度内に限定公開した。6.次世代シークエンサーGS-FLXを用いたエンレイゲノムの解読を開始した。7.HarosoyE1とHarosoy e1との交配後代13,500個体から開花期に関する遺伝子座E1を含む組換え系統を選び、E1座の存在領域を17kbに絞込んだ。8.X線照射変異体ライブラリーから開花期に関するE2候補遺伝子のエクソン中で1塩基が欠失してストップコドンが生じた変異体が得られ、もとの品種Bayと比較して約10日早咲きとなった。9.これまでの研究から開花期に関するE3候補遺伝子はフィトクロームA(GmPhyA3)をコードすると考えられた。EMS処理変異体ライブラリーからフィトクロームA遺伝子の第1エクソンの中央部40bpが欠失した変異体が得られ、赤色光の豊富な条件で約15日開花が早まった。
カテゴリ 育種 耐湿性 大豆 データベース DNAマーカー 品種

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