c.野菜の安全性評価法の高度化技術の開発

課題名 c.野菜の安全性評価法の高度化技術の開発
課題番号 2009013950
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,野菜・茶の食味食感・安全性研究チーム
協力分担関係 新潟県農業総合研究所
九州大学
岩手県農業研究センター
宮崎県総合農業試験場
研究期間 2006-2010
年度 2009
摘要 1)カドミウム(Cd)汚染土壌(0.1M塩酸抽出Cd濃度:3ppm)で栽培した根菜類10品目、葉茎菜類19類品目、果菜類17品目について可食部のCd濃度を調査した結果、根菜類は5品目、葉茎菜類は8品目及び果菜類は6品目が国際基準値を大きく上回った。チンゲンサイ、実えんどう、はくさい、二十日だいこん、かぶ、馬鈴しょ、カリフラワー、キャベツ、かぼちゃ、きゅうり、ズッキーニ、いんげん、そらまめ、すいかは、汚染土壌で栽培した場合でも国際基準値をクリアした。2)トマトに含まれるリコペン含量の非破壊計測について、実測値と非破壊計測値との相関係数が0.93(n=91)、測定誤差が20%以下と高い精度の評価技術を確立し、21年度の目標としていた測定誤差20%以内を達成した。また、民間の共同研究機関におけるモデル的な実用化試験においても良好な結果を得た。 3)堆肥施用ほ場におけるレタス、ほうれんそう栽培での耕起回数と微生物群の関係を解析した。多耕起区における大腸菌群数は耕起により一時的に増加したが、大腸菌は存在せず、その多くはEnterobacterであり、耕起により微生物汚染リスクが高まることはないことを明らかにした。
カテゴリ 加工 かぶ かぼちゃ カリフラワー キャベツ きゅうり すいか ズッキーニ そらまめ だいこん チンゲンサイ トマト はくさい 評価法 ほうれんそう 実えんどう レタス

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