b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発

課題名 b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発
課題番号 2009013955
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,計測情報工学ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,上席研究員
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品安全研究領域,上席研究員
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,反応分離工学ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品分析研究領域,分析ユニット
協力分担関係 国立大学法人東京大学
(独)農業環境技術研究所
国立大学法人京都大学
(独)農林水産消費安全技術センター
公立大学法人首都大学東京
(独)農林水産消費安全技術センター
学校法人近畿大学
(独)農林水産消費安全技術センター
(独)農業生物資源研究所
(社)農林水産先端技術産業振興センター
研究期間 2006-2010
年度 2009
摘要 1)生産情報データベース(SEICA)におけるデータの入力・修正について、これまでのWeb上で行う形式に加え、SEICAからダウンロードしたファイルを用い、自身のコンピュータ上で入力・修正した後、SEICAへアップロードできるSEICA対応生産情報入力ソフトウェアを開発した。2)インターネット図鑑として公開している「食品害虫サイト」へのアクセス数が、チョコレートへの虫の混入が報道されたことにより著しく増加したこと、また、昔から重要と思われている虫であるコクゾウムシとノシメマダラメイガに関するアクセスでは、他の虫と比べて一般検索サイトを経由したアクセスの割合が低いことから、アクセス解析により社会の注目度や浸透度を推定できる可能性を示した。3)20年産コシヒカリ108点(新潟県産67点、福島県産19点、茨城県産22点)を用い、Al、Rbなど10元素により、正答率95%以上で新潟県産米と福島県・茨城県産米とを判別できる2群判別モデルを構築した。さらに、P、Srなど8元素により、正答率90%以上で魚沼地区産米と新潟県の他地区産米を判別できる2群判別モデルを構築した。4)畜肉に比較して複雑なマトリクスである照射ナツメグや照射エビなどの試料についても2-アルキルシクロブタノンを検出するため、前処理法として、従来の手法では分離不可能な含酸素化合物と2-アルキルシクロブタノンとを分離できるスルフォキシドカラム法を開発した。また、照射ナツメグでは超臨界抽出とTLCを組合せた分離法を開発した。これらの前処理法を用いることにより複雑なマトリクス試料についても2-アルキルシクロブタノンを検出することに成功した。5)分析法の妥当性確認の国際調和プロトコールに則り、3段階の線量照射を行ったコリアンダー試料各6点を15機関に配布し、光ルミネッセンス法による放射線照射履歴検知の室間共同試験を実施した。光照射直後のルミネッセンス(発光量)の増加による判別、その後の減少による判別、積算発光量による判別の3種類の信号解析法により判別した結果、いずれも90%以上の正解率となり、コリアンダーについての光ルミネッセンス法による放射線照射検知の妥当性が確認された。
カテゴリ 害虫 コリアンダー データベース

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