課題名 |
高栄養自給飼料の調製技術の確立 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
畜産研究所
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研究期間 |
継H18~H22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:高栄養価自給飼料として飼料用トウモロコシサイレージの高品質化飼料化に取組むとともに、配合飼料の代替飼料として県内の食品残さ(食品循環資源)を再生利用するための飼料化技術の確立と品質特性を利用した給与体系を確立する。、成果: 県内で排出された食品残さを、そば粉粕40%、醤油粕27%、インスタントラーメン27%、うどん屑3%、モモジュース粕3%の割合(乾物中%)で混合しエコフィードを製造した。エコフィードの成分は、水分16.5%、粗タンパク質14.3%、粗脂肪5.4%、粗繊維6.9%、粗灰分5.3%、可溶性無窒素物68.1%(水分以外乾物中%)であった。このエコフィードと配合飼料の混合割合を変えたものを、三元交雑豚(LWD)に肥育後期から出荷まで不断給餌した。この結果、発育性・枝肉成績ともに各試験区の差は見られなかった。一方、ロース肉中に含まれるリノール酸及びリノレン酸の割合は、エコフィードの割合が高まるほど高くなる傾向となった。
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カテゴリ |
出荷調整
飼料用作物
そば
トウモロコシサイレージ
豚
もも
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