課題名 | (2)昆虫・昆虫間、昆虫・植物間相互作用の解明と利用技術の開発 |
---|---|
課題番号 | 2010014985 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット |
協力分担関係 |
国立大学法人九州大学 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 国立大学法人名古屋大学 独立行政法人農業環境技術研究所 神奈川県 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2010 |
摘要 | 1.ヤナギを加害するゴマダラカミキリ個体群の雄成虫が、傷つけたヤナギ枝から揮散するネロールという揮発性物質に誘引されることが明らかになり、雌成虫を探す配偶行動に重要な役割を果たしていることが示唆された。2.ウリ科野菜トウガンの師管液に、チョウ目昆虫であるエリサンの幼虫に対して強い成長阻害活性を持つタンパク質が含まれていることを明らかにし、精製に成功した。3.アザミウマ類の天敵である、タイリクヒメハナカメムシとナミヒメハナカメムシのマイクロサテライトマーカーを用いて、地域集団間の遺伝的分化(遺伝子交流の程度)と集団間距離の関係を解析した結果、タイリクヒメハナカメムシは移動性が乏しく集団間の分化が進んでいるのに対して、ナミヒメハナカメムシは移動による遺伝子交流が盛んで分化が進んでいないことが示唆された。 4.寄生蜂が寄主の生体防御を回避するために寄主に注入する共生ウイルスが寄主細胞に及ぼす作用に細胞表面の糖鎖が関係している可能性を検証するため、レクチンアレイによる膜タンパク質結合糖鎖の解析を行った結果、この手法が細胞の特性解析に有用であることが示唆された。5.インド型イネ品種Nona Bokraが保有するツマグロヨコバイ抵抗性遺伝子GrhXの候補領域を含んだゲノムDNA断片をコシヒカリに組み込んだ固定系統の作出に成功した。6.ツマグロヨコバイの頭部から抽出・精製したEF-ハンドモチーフタンパク質が、カルシウム結合能を有することを明らかにし、このタンパク質がイネの師管閉塞を阻害して吸汁行動を継続するのに重要な役割を果たしていることが示唆された。またこのタンパク質は唾液腺の最大のlobe(丸く突出した組織の一部=葉)であるIII細胞に大量に蓄積されていることが明らかとなった。 |
カテゴリ | カメムシ 抵抗性遺伝子 とうがん 品種 |