渋皮が剥けやすいニホングリ「ぽろたん」の生産・利用技術の確立

課題名 渋皮が剥けやすいニホングリ「ぽろたん」の生産・利用技術の確立
課題番号 2010015441
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
(株)小田喜商店
茨城県工業技術センター
樋野電機工業(有)
岐阜県中山間農業研究所
埼玉県
茨城県農業総合センター
熊本県
研究期間 2008-2010
年度 2010
摘要 (1)「ぽろたん」の早期成園化については、副梢利用苗と定植3年目までの切り返しせん定の組合せで実現可能であることを明らかにした。成木期からそれ以後の大果・安定生産が可能な整枝・せん定技術については、優良な結果母枝候補枝、最適な結果母枝密度の指標が策定でき技術確立できた。また果実品質変動の解析と対策については、シワ果の特徴を明らかにするとともに、「ぽろたん」の受粉樹に適した品種を明らかにした。(2)-1℃と2℃での貯蔵における可食果率は、貯蔵4ヶ月で-1℃が高く、より長期の貯蔵に適していることを明らかにした。甘露煮原料としては、貯蔵果実で局所的な変色が発生し、その発生率が貯蔵に伴って増加することから、-1℃では2ヶ月、2℃では1ヶ月程度であることを明らかにした。ぽろたんに適した傷入れ方法を開発し、その方法での傷入れが可能で、1果あたり約4秒で処理ができる機械を開発した。剥皮のための加熱方法は、ブランチングが最も優れることを明らかにした。製品歩留まりが高いなど、加工への適性を明らかにし、貯蔵に伴い発生する甘露煮製品の色調の黒みを改善する技術を開発した。(3)鬼皮の接線に接する部分の「ざらつき」から、「ぽろたん」と「国見」、「丹沢」を高精度で識別することができた。「ぽろたん」はチュウゴクグリとは異なった機構により良剥皮性を示すことを明らかにした。370種類のSSRマーカーを開発し、その中から17マーカーを選抜して「ぽろたん」および主要品種を含むクリ59品種を識別できるデータベースを作成した。
カテゴリ 加工 くり 栽培技術 受粉 早期成園化 データベース 品種

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