温暖地湿田のイネ直播・浅耕栽培を基軸とする水田輪作技術の体系化と実証

課題名 温暖地湿田のイネ直播・浅耕栽培を基軸とする水田輪作技術の体系化と実証
課題番号 2009012878
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
三重県農業研究所
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 乾田直播栽培にて発芽始期の各種灌水処理による出芽確保が確認でき、ブタクロール出芽前処理は雑草発生を抑えた。大豆跡の乾田直播栽培は稲跡圃場より窒素吸収量が増加するが倒伏により収量増ではないことを解明した。水稲跡小麦浅耕栽培では、1工程播種では土壌水分が高い場合では速度0.6m/sが限界であり、事前浅耕処理播種では0.8m/sで作業ができたが、両処理で生育・収量・品質に差はなかった。小麦跡大豆播種は、事前浅耕処理により1.1m/s播種可能で苗立ちは良好であり、干ばつと台風に対して早播き+摘心処理が収量として安定していた。現地実証の水稲直播にて均平作業後において小明渠鎮圧処理よりも外周明渠処理の方が排水性が良いと考えられた。小麦栽培ではすべての試験区で湿害がみられ収量は低かった。大豆栽培では雑草が発生し茎葉処理剤散布時期の問題を明らかにした。作目毎の労働時間は小麦と大豆では目標値に近づき、コスト面では目標値に近づいた。
カテゴリ 病害虫 乾田直播 コスト 小麦 雑草 湿害 水田 大豆 排水性 播種 輪作

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