輸出に対応した地域特産切り花の流通技術の開発

課題名 輸出に対応した地域特産切り花の流通技術の開発
課題番号 2009014092
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
岩手県(農業研究センター)
島根県(農業技術センター)
徳島県(農林水産総合技術支援センター農業研究所)
高知県(農業技術センター)
熊本県(農業研究センター)
香川大学
住友ベークライト(株)
くにびき農業協同組合
高知市農業協同組合
花巻農業協同組合
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 (1)脱酸素剤を同封する低酸素包装はトルコギキョウ、リンドウおよびグラジオラス切り花の保管期間と開封後の花持ち延長に効果があることを明らかにした。リンドウの老化にはエチレンが関与していることを明らかにした。グロリオサ切り花の収穫後生理特性と小花の発達・花色発現に生け水中への糖の添加効果を明らかにし、これらを総合して遠距離輸送基盤技術を確立した。(2)作成したMA包装資材を用いて切り花の品質保持に適した包装資材を選定した。選定した資材を用いて切り花の輸送試験を実施して、シンビジウム、グロリオサ、ユリ、キク及びチューリップの切り花の遠距離輸送用包装資材を開発した。(3)エチレン感受性や各温度帯における呼吸量などの基礎的な知見を得るとともに前処理剤の効果を明らかにした。呼吸量など基礎的知見を参考に輸送温度の目標値を明らかにした。リンドウ生産地で行われている輸出便を利用し、台湾および香港へ実走試験を行い、輸送温度の把握と前処理剤の効果について調査を行った結果、前処理剤の花持ち延長効果を確認した。(4)包装資材(Pプラス)、前処理剤(STS)、保存方法(高電場)についてそれぞれの処理方法および効果を明らかにした。また、それらを組み合わせた長期保存試験および輸送シミュレーションを実施し、3週間保存後の品質の保持を確認した。台湾への低コスト輸送試験を実施し、包装資材の効果を明らかとした。
カテゴリ きく グラジオラス グロリオサ シンビジウム チューリップ 低コスト トルコギキョウ 品質保持 輸出 輸送 ゆり りんどう

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