課題名 | 近畿地域輪作体系のための黒大豆の安定生産技術の開発 |
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課題番号 | 2009014100 |
研究機関名 |
兵庫県 京都府農林水産技術センター 滋賀県(農業技術振興センター) 奈良県(農業総合センター) 京都大学 (独)農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センター (株)パスコ |
研究期間 | 2007-2009 |
年度 | 2009 |
摘要 | (1)黒大豆の収量・品質を不安定にしている開花期から莢伸長期、粒肥大期に至る水ストレス把握のため、ポーラスカップを利用した簡易土壌水分計より農家による水ストレス把握方法を確立し、これに水収支シミュレーションモデルと航空機リモートセンシング技術を組み合わせることにより、広域の多数の水田の水不足発生を予測することが可能になった。(2)各府県の土壌条件において、開花期及び莢伸長期に改良簡易土壌水分計による指示値を20cm~120cmに設定し、比較試験を行った。その結果、圃場条件において確実に収量・品質を安定させるための要潅水点を60cmと判断した。簡易土壌水分計による要潅水点診断技術と水収支モデルによる土壌水分予測技術を組み合わせて、農家が自ら潅水適期を予測できる技術マニュアルとQ&A集を作成した。 |
カテゴリ | 診断技術 水田 大豆 リモートセンシング 輪作体系 |