フェロモントラップを基幹としたアカヒゲホソミドリカスミカメ高度発生予察技術の開発

課題名 フェロモントラップを基幹としたアカヒゲホソミドリカスミカメ高度発生予察技術の開発
課題番号 2009014228
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構
山形県農業総合研究センター
富山県農林水産総合技術センター
新潟県農業総合研究所作物研究センター
3500
研究期間 2009-2011
年度 2009
摘要 (1)品種や栽培環境が異なる水田を調査し、得られたトラップ誘殺数、すくい取り虫数、割れ籾率、斑点米率のデータをもとにロジスティック回帰分析を行った結果、出穂期後10日間、15日間のトラップ誘殺数を用いたモデルが斑点米被害を予測するのにあてはまりが良かった。山形県では「はえぬき」、富山県では「てんたかく」について、斑点米被害予測モデルで解析を行ったところ、両品種とも、出穂期後10日間、15日間のトラップ誘殺数から斑点米被害発生確率を予測できると考えられた。(2)水稲の品種構成や周辺環境が異なる複数の地区、山形県では「はえぬき」栽培地区、新潟県では「コシヒカリ」栽培地区、富山県では「てんたかく、コシヒカリ」栽培地区、それぞれ数10ha規模の地区の複数水田を対象に、第1世代~第2世代成虫の発生動態を把握するため、フェロモントラップ調査を綿密に行うとともに、水田周辺の植生調査、すくい取り調査を実施しデータを蓄積した。(3)市町村等を単位とした広域な地域の水田で第1世代成虫の発生時期や発生量を把握するため、800haの地区における水田20筆について、第1世代成虫のトラップ誘殺数調査のデータを蓄積した。
カテゴリ 水田 斑点米 品種 フェロモン 予察技術

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