課題名 | 西南暖地の果菜類における農業に有用な生物多様性の管理技術の確立 |
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課題番号 | 2009014273 |
研究機関名 |
(国)宮崎大学 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 奈良県農業総合センター 徳島県立農林水産総合技術支援センター 広島県立総合技術研究所農業技術センター 鹿児島県農業開発総合センター 宮崎県総合農業試験場 |
研究期間 | 2009-2011 |
年度 | 2009 |
摘要 | (1)各県の取り組みで、ソルゴーのヒエノアブラムシを餌とする捕食者群集や障壁としてのソルゴー適正品種が明らかとなった。但し、研究開始時期が遅れ、ソルゴー定植が遅くなったことで、障壁作物としての害虫侵入抑制効果については明らかにできなかった。栽培初期のアブラムシ類の発生を抑えるためには、特に捕食性天敵ヒラタアブ類の定着促進が必要であることを明らかにした。(2)2ヶ所の担当機関で室内および圃場での評価を分担することで、選択性農薬と言われる殺虫剤や殺ダニ剤について天敵への影響を明らかにした。室内実験では、天敵に優しいと考えられているブプロフェジン等で発育遅延の影響を見出した。また、圃場試験での栽培初期粒剤処理により、餌昆虫の不足による有用生物の多様性低下を明らかにした。(3)2ヶ所の担当機関で室内および圃場での評価を分担することで、選択性農薬と言われる殺虫剤や殺ダニ剤について天敵への影響を明らかにした。室内実験では、天敵に優しいと考えられているブプロフェジンなどで発育遅延の影響を見出した。また、圃場試験での栽培初期粒剤処理により、餌昆虫の不足による有用生物の多様性低下を明らかにした。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 栽培技術 農薬 ひえ 品種 |