| 課題名 | 飼料等の家畜飼養環境の安全性確保技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2011017580 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,動衛研,細菌・寄生虫 |
| 協力分担関係 |
岩手県 沖縄県 長崎県 大阪府 静岡県 神奈川県 群馬県 国立感染症研究所 鹿児島大学 |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2011 |
| 摘要 | 生産段階における食の安全を確保するため、汚染要因のリスク評価や簡易かつ特異性の高い診断手法の開発に関しては、a)サルモネラ血清型迅速同定法として、主要7血清型を迅速に判定可能なマルチプレックスPCRを開発し、キット化した。その上で、相変異に関連するfljA及びhin遺伝子に認められた点変異がSalmonella Typhimuriumにわずかに認められた偽陰性の原因であることをつきとめた。また、PCR反応が正常に進むためにはDNA抽出法および検査材料中の菌濃度の標準化が必要であることを明らかにした。b)広域スペクトラムセファロスポリンに薬剤耐性を示すSalmonella Typhimuriumの耐性遺伝子を含む染色体上のゲノミックアイランドの構造を明らかにした。c)カンピロバクターの胆汁酸抵抗性遺伝子の発現と腸管定着性の関連については、Campylobacter jejuniの胆汁酸抵抗性はリポオリゴサッカライド(LOS)糖鎖長と相関することを示した。特にLOS内部コア領域はC. jejuniの胆汁酸抵抗性に重要な役割を果たしており、鶏腸管内での生残性に強く影響することを推察した。d)フザリウム属かび毒の毒性の検証については、フザリウム属かび毒の一つであるニバレノール(NIV)を、野外汚染において観察される程度の量で高濃度群と低濃度群を設定し2週間反復投与した豚では、両群とも増体、飼料摂取量、血液学的、血液生化学的性状には影響は見られなかったが、脾臓は高濃度群では重量が大きい傾向にあった。また、細胞内でデオキシニバレノール(DON)はリボソーム画分に集積しており、タンパク合成阻害との関連性を示した。NIVにおいては、リボソーム画分への集積はDONより有意に少ないことが明らかとなった。 |
| カテゴリ | 診断技術 抵抗性 抵抗性遺伝子 鶏 豚 防除 薬剤耐性 |