農産物の加工・利用研究

課題名 農産物の加工・利用研究
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 生産環境部・農業短期大学校
研究期間 継H18~H22
年度 2010
摘要 目的:県産農産物を活用した高品質のオリジナル加工品、郷土食の商品化技術、在来希少作物や機能性農産物を活用した高付加価値の農産加工品等を改良・開発し、農業者の行う農産加工を支援する。また、そのために必要な技術開発を行う。 成果:(1)県産農産物活用のための技術開発及び新規加工品の開発  色調の良いモモ半乾燥果実、リンゴ半乾燥果実の製造・保存方法を確立した。リンゴ、ナシ、モモ等の果汁から減圧濃縮により蜂蜜状の食品を開発した。 (2)在来希少作物、機能性農産物を活かした加工技術及び加工品の開発  エゴマペーストにビタミンC製剤を添加することにより、酸化を抑える方法を開発した。エゴマは酸素を遮断し保存することにより、過酸化が抑制、香りが保持されることを明らかにした。 (3)未利用農産物等の活用技術及び加工品開発  解凍時に十分加熱したヤーコンにより変色の少なくフラクトオリゴ糖含量の多いジャムを作れることを実証した。(4)米粉利用促進のための加工技術の開発  米の品種による米粉パンの製パン特性を検討した。アミロース含量により硬さ、比容積が変化した。増粘剤を用いることにより比容積の大きいグルテンフリーパン、食感の良い麺を作ることが出来る。  (5)農産加工者に対する技術支援  米粉麺やナシ半乾燥品等に関する加工技術について、21件、延べ156名に対し技術支援を行った。また農産加工者連絡協議会の会員51名に対しアンケート調査を実施し(回収率71%)、このうち6名について現地調査を行い技術支援を行った。
カテゴリ えごま 加工 乾燥 技術支援 機能性 高付加価値 品種 もも ヤーコン りんご

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