| 課題名 | 家畜の生産効率と健全性の安定的両立を可能にする飼養管理技術の開発 |
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| 課題番号 | 2012020361 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
櫛引史郎 |
| 協力分担関係 |
生物資源研究所・動物生産生理研究ユニット 北里大学・獣医学部 |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 精密な栄養管理に関しては、a)各種飼料の第一胃内エネルギー供給パターンのデータベースを拡充し、これを基にしたシミュレーションにより、飼料用米とアルファルファヘイキューブを組み合わせた場合に、エネルギーと蛋白質の供給バランスが最適となるアルファルファヘイキューブ給与方法を示した。b)自給高エネルギー飼料の有色素米の一般成分及び色素成分値と反すう家畜における消化試験から、有色素米が通常の飼料用米と同様に乳牛に利用にできることを確認した。 機能性飼料添加物を利用することなどによる高い生産効率の確保に関しては、a)高泌乳牛を用いた飼養試験を行い、高栄養飼養でルーメン内微生物環境が変わることにより、潜在性アシドーシス発症の刷り込みが引き起こされることを明らかにした。また、配合飼料の置き換えに長鎖脂肪酸カルシウムを給与すると泌乳牛の乾物採食量が低下するが、メチオニンを併給することで乾物採食量の低下を抑制することを見出した。b)これまで難しくかつ煩雑であったウシ血中アスタキサンチン(Ax)の定量は、HPLCを用いて高精度に定量できることを確認した。また、Ax給与により血中Ax濃度が増加することも明らかにし、さらに、Ax給与子牛に大腸菌由来リポポリサッカライド(LPS)を投与すると、全身性及び局所性における炎症反応が抑制されることを実証した。 健全性を栄養生理面から改善可能な飼養管理技術の開発に関しては、a)外部温度の変化に伴う牛の中枢性セロトニンと体温の関係について、高温(33℃)負荷により体温は明らかに上昇したが、脳脊髄液中セロトニン及びその代謝産物濃度には明確な変化は認められなかった。b)盛夏時におけるルーメンバイパストリプトファン(RP-T)の夜間給与効果を調査するため、血中のメラトニン(強力な抗酸化物質)濃度を経時的に測定し、盛夏時においてもRP-T給与は賦形材給与時と比較してメラトニンの分泌を増加させることを明らかにした。 |
| カテゴリ | アルファルファ 育種 機能性 飼育技術 飼料用米 データベース 乳牛 繁殖性改善 |