大規模作付けに適した飼料作物の省力的安定多収栽培技術の開発

課題名 大規模作付けに適した飼料作物の省力的安定多収栽培技術の開発
課題番号 2014025525
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 菅野勉
協力分担関係 (株)雪印種苗
長野畜試
群馬畜試
新潟畜研セ
茨城畜セ
神奈川畜技所
千葉県畜産総合研究センター
千葉県安房農業事務所
岩手県農業研究センター畜産研究所
研究期間 2011-2015
年度 2014
摘要 コントラクター活用による省力播種技術、土壌診断に基づく資源循環型肥培管理技術に関しては、
a) 二毛作トウモロコシの省力播種技術について、従来の不耕起播種機では安定的な播種が困難なイタリアンライグラス後において、縦軸型ハローと真空播種機を複合した耕うん同時播種機を用いる省力播種技術を開発し、慣行耕起播種法と同等のトウモロコシ収量が得られ、耕うんから除草剤散布までの作業時間の58%及び燃料消費量の67%を削減できることを明らかにした。
b) 不耕起播種機の作溝性能を向上させる逆T型オープナを追加することにより、イタリアンライグラス後の1工程播種が可能になることを明らかにするとともに、10a当たり76kgの粒状化成肥料の側条施肥が可能となるよう播種機の改良を行った。
c) 二毛作体系のライ麦後においてディスクによる簡易耕起を行った後に不耕起播種機でトウモロコシを播種する場合、慣行耕起播種と同じく播種直後の土壌処理、あるいは播種直後の土壌処理と生育前期の茎葉処理の組み合わせで雑草防除が可能であることを明らかにした。
d) 資源循環型肥培管理技術について、土壌のカリ診断基準(草地試1988)を見直し、カリ施肥が不要と判定される交換性カリ含量の基準値を従来値よりも大幅に引き下げ、低カリ肥沃度条件におけるカリ施肥量を10kg/10aとする飼料用トウモロコシの新たなカリ施肥管理法を開発した。
e) 土壌中の可給態窒素量に基づくトウモロコシの窒素施肥対応(案)を明らかにするとともに、堆肥成分と施用量、土壌診断値を入力すると、必要な養分施用量、削減可能な化学肥料量を算出し、化学肥料として必要な養分量を出力する施肥支援のための簡易計算ツールのプロトタイプを作成した。
暖地における2年5作体系による高度土地利用飼料生産技術に関しては、
a) 2年5作体系の実規模試験の4作目までの作付けが終了し、5作目を残した4作目までの乾物収量はトウモロコシ二期作の乾物収量(2年間合計)の85%の水準となることを明らかにした。
b) トウモロコシ二期作の適地の拡大予測について、最新の気候モデル(IPCC第5次報告書用のMRI-CGCM3、RCP4.5)に基づく2次メッシュデータを用いて、10℃基準有効積算温度2,200℃以上の二期作が可能な2次メッシュ数の割合は現在の19.7%から、2040年には29.0%に、2090年には37.6%に拡大すること予測した。
カテゴリ 肥料 病害虫 イタリアンライグラス コントラクター 雑草 除草剤 飼料作物 飼料用作物 施肥 多収栽培技術 とうもろこし 土壌処理 土壌診断 二毛作 播種 肥培管理

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