水稲多用途利用のための低投入超多収栽培法の開発

課題名 水稲多用途利用のための低投入超多収栽培法の開発
課題番号 2015027760
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
協力分担関係 石川県農林総合研究センター
長野県農業試験場
研究期間 2011-2015
年度 2015
摘要 多用途水稲品種等の低投入超多収栽培法に関しては、
a) 生育初期が低温な条件でのインド型水稲品種「北陸193号」の栽培では、苗丈とN含有率の向上が、欠株率の減少、移植後の生育量 やシンク容量の確保に有効であることを明らかにした。また、早植え、密植、緩効性窒素肥料の利用(肥効調節型肥料3種の組合せ、16kgN/10a)等により、約980kg/10aの多収を現地試験において2年連続で実証した。
b) 肥効調節型肥料の利用では、窒素投入量を21%削減しても慣行栽培と同等以上の収量を得られることを明らかにするとともに、化 成分施体系の20~40%の窒素減肥条件で800kg/10a超の多収が達成できることを現地実証した。また、側条施肥技術の併用により施肥 窒素の吸収効率が全層施肥対比で13~16%上昇することを示した。
c) 多収性水稲品種「あきだわら」について、乾田直播栽培は湛水直播栽培に比べて初期生育量が小さく茎数も少なく推移するが、施 肥量の増加や緩効性肥料の全量基肥施用によって生育が旺盛となり、緩効性肥料(16kgN/10a)の全量元肥施用により738kg/10aを達成した。
カテゴリ 乾田直播 直播栽培 水田 水稲 施肥 多収性 低コスト 品種 輪作

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