超音波肉質診断技術を活用した但馬牛肥育牛における産肉形質の変化

課題名 超音波肉質診断技術を活用した但馬牛肥育牛における産肉形質の変化
研究機関名 兵庫県立農林水産技術総合センター
研究分担 畜産技術センター家畜部
研究期間 完H26~27
年度 2015
摘要 目的:超音波肉質診断技術を活用し、産肉形質の経時的な変化を把握することにより、効率的で経済的な飼養管理技術へと応用する技術を確立する。、成果:①30か月齢時の調査まで終了。バラ厚は24か月齢以降2か月毎に8.8、9.9、10.5、10.5㎝、筋間脂肪厚は5.3、6.4、6.6、6.5㎝と、22~24か月齢で著しい増加が認められた。②僧帽筋厚は2.2、2.3、2.6、2.4㎝、広背筋厚は2.3、2.4、2.6、2.5㎝、皮下脂肪厚は1.5、1.8、1.8、1.8㎝であった。③今回の調査から、部位による発育ペースに違いがあり、雌牛が去勢牛に比べ発育が早く、脂肪も蓄積しやすいことなど、性差があることが示唆された。④各月齢時の超音波画像測定値と枝肉成績との関係を見た結果、18か月齢以降の皮下脂肪厚と枝肉成績の皮下脂肪厚との間に正の相関が認められた(r=0.58)。また、皮下脂肪厚と歩留基準値、脂肪交雑値は相関関係が認められたことから(r=0.52,0.46)、17か月齢までの飼養管理が枝肉成績に大きく影響することがわかった。⑤腸肋筋の30か月齢時超音波画像の3段階評価値と枝肉成績の脂肪交雑値との間に正の相関が認められ(r=0.52)、出荷時期の判断に活用できると考えられた。、
カテゴリ 飼育技術 出荷調整 診断技術 ばら

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