暖地における地域分業型大規模肉用牛繁殖システムの確立

課題名 暖地における地域分業型大規模肉用牛繁殖システムの確立
課題番号 2019030558
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
協力分担関係 民間(13)(のべ数)
(公社)氷温協会
JAきもつきTMRセンター
公設試験機関(1)
国立研究開発法人・独立行政法人(2)
大学(3)(のべ数)
研究期間 2016-2020
年度 2019
摘要 暖地における地域分業型大規模肉用牛繁殖システムについて、イタリアンライグラス-スーダングラス-エンバク3 毛作体系において、品種と施肥を見直すことで年間乾物収量が慣行比で1.65 倍となり、飼料生産コストを慣行比約3 割削減できるマニュアルを策定した。また、黒毛和種育成牛の発酵TMR 中の輸入オーツ乾草を自給粗飼料(トウモロコシサイレージ)に全量代替しても目標の日増体量1.0kg を達成できることを確認した。飼料生産コントラクターに3毛作体系を導入することで、生産物当たり費用が27%削減できることを実証し、3年間の成果を踏まえて本格的に導入されることとなった。
加えて、鈍性発情を高い検知率で確認できる検知システムの他、超音波カラードプラ画像による黄体機能の推定など受胎能力の回復に係る新たな診断技術や、新たな分娩間隔短縮技術など、牛群繁殖管理の重要な要素技術を開発するとともに、令和元年7月に国内で初めて発生した難防除害虫であるツマジロクサヨトウ防除対応のため、未熟トウモロコシの調製技術を迅速に提示するなど、計画を大幅に越える成果を得た。
その他、牛部分肉の氷点下未凍結貯蔵技術では、保管温度に係る業界内ガイドラインへの提案に向けて着実にデータを蓄積した。
カテゴリ イタリアンライグラス 害虫 カラー コスト コントラクター 診断技術 施肥 とうもろこし トウモロコシサイレージ 肉牛 繁殖性改善 品種 防除 保存・貯蔵

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