薬剤抵抗性病害虫の早期診断と発生防止技術の開発

課題名 薬剤抵抗性病害虫の早期診断と発生防止技術の開発
課題番号 2019030611
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
協力分担関係 民間(2)
公設試験機関(6)
独法・国研等(3)(うち外国機関2)
京都大学
研究期間 2016-2020
年度 2019
摘要 チャノコカクモンハマキ、ネギアザミウマ、コナガの薬剤抵抗性遺伝子診断法の判定精度90%を達成し、非越冬地におけるコナガ薬剤抵抗性管理戦略におけるウワバ類対策を確認トビイロウンカのイミダクロプリド抵抗性及びセジロウンカのフィプルロニル抵抗性の遺伝子診断法について、飛来源(ベトナム)での現地実証をJIRCAS と連携して進めて遺伝子診断と抵抗性遺伝子頻度の集計を行い、精度検証した。QoI 剤耐性いもち病菌管理マニュアルは、新たに開発した遺伝子診断法などを掲載・改訂しWeb 公開した。
以上のとおり、計画に対して着実な実績を上げたことに加えて、今年度は植物検疫協議に有用な輸出相手国が侵入を懸念する主要な病害虫11種の発生状況調査基準と方法を策定、47 都道府県との協働で全国の状況を初めて明らかにして農林水産省に提供し、輸出植物検疫協議に貢献した。さらに、種子輸出検査に関する細菌の検出技術で特許出願2 件に至る成果も得られている。カンキツグリーニング病菌については、従来のPCR 法の検出限界以下の低濃度で潜伏・生存している病原細菌を検出できる可能性を示し、国際的なニンジン種子取引で厳しい検査を課されているLiberibacter solanacearum 菌の種子伝染リスクが検疫上問題にならない著しく低いレベルである科学的根拠を明らかにし、ジャガイモシロシストセンチュウ等については、緊急防除向けの高効率な検出・診断技術を開発するなどの顕著な成果が得られている。また、新たに日本への侵入が確認されたツマジロクサヨトウへの緊急対応として、飛来時期と飛来源の推定技術を開発し、横串プロジェクト・セグメント間連携により、日本に先行して侵入が確認された中国で発生源における情報(被害状況や薬剤防除効果等)をいち早く収集し、さらに、外部資金を獲得し、今後、対策技術の開発研究に不可欠な室内飼育系を確立、薬剤感受性検定、越冬温度、簡易種同定法開発については年度内に完了した。これらの成果や情報は、行政部局に提供するとともに、国が作成する防除マニュアルに反映された。発生予測に基づく防除の適期や要否の判定、薬剤抵抗性情報に基づく防除手段の決定などの防除意思決定にも有効であることから、次年度以降の対象都道府県での防除指導に活用される見込みである。
カテゴリ 安全管理 いもち病 害虫 植物検疫 シロシストセンチュウ 診断技術 抵抗性 抵抗性遺伝子 にんじん ねぎ 発生要因分析 ばれいしょ 防除 薬剤 輸出 その他のかんきつ

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