課題名 | 病害虫画像識別器と発生モデルを組み合わせたデータ判別エンジン等の開発のための病害虫画像大量収集に関する研究 |
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研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
研究分担 |
園芸環境部 |
研究期間 | 新R2 |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:AIを活用した病害虫早期診断技術の開発を目的とし,タマネギ,カボチャ及びキクを対象に,現地生産ほ場において多く発生している複数種類の病害虫について画像を収集し,収集した病害虫画像のデータ整理を行う。最終的には,生産士やがスマートフォン等で確認できる精度の高い病害虫診断システムを構築する。 期待される成果:①AIを活用した病害虫早期診断技術の開発事業の対象作物(トマト,イチゴ,キュウリ及びナス)に加えて10作物(ブドウ・モモ・タマネギ・ダイズ・カボチャ・ピーマン・トルコギキョウ・ジャガイモ・ラナンキュラス・キク)を対象に,それら作物で発生する病害虫による被害様相が顕在化する前の極めて初期から甚大被害となる後期に至るまでの全ての段階を時系列的に電子画像で記録する。なお,当県は,タマネギ,カボチャ及びキクの病害虫を対象に研究を実施する。 ②それぞれの産地で分離・同定した土着病害虫の単一種を用いて,試験場等で対象作物に人為的に接種し産地の環境に即して栽培する中で変化する被害様相の変遷を電子画像としてデータ化する。 ③収集された病害虫画像等に加え,共同参画機関が所有する標本資料を利用して,生物種の画像を含む,AIによる病害虫診断を可能とするデータベースを構築,公開するとともに,病害虫画像分類機能をインターネットで提供する。これらのデータは,他者が自由に利用できるオープンデータ(OD)オープンソースソフトウェアとして公知化し,様々な主体による活用を可能とする。 |
カテゴリ | いちご 害虫 かぼちゃ きく きゅうり 診断技術 たまねぎ データベース トマト トルコギキョウ なす ばれいしょ ピーマン ぶどう もも ラナンキュラス |