課題名 | 温暖地汎用化水田基盤における先進型複合水田営農技術体系の確立 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 中央農研 生産体系研究領域 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学部門 農地基盤工学研究領域 |
協力分担関係 |
民間(6) JA鹿追・笹川北斗農場 道総研中央農業試験場 秋田県農業試験場 新潟県農業総合研究所 |
研究期間 | 2016-2020 |
年度 | 2020 |
摘要 | 麦・大豆の単収増を達成するための栽培改善に関して、令和元年度採択の重点普及成果「麦類・大豆の収量・品質向上技術」に新たな技術コンテンツとして「有機質資材の施用効果データベース」を追加し、各地の農業技術コミュニケーターの協力のもと、3つの SOP を作成・公開した。本成果の活用が、令和2年に閣議決定された食料・農業・農村基本計画において、麦・大豆の施策に明記された。大豆ウェブマニュアルシステムは、大豆栽培面積 100ha 以上の 39 道府県のうち、令和2年度計画の目標を超える 21 道府県で栽培技術指針などに利用されるようになった。データ駆動型スマート水田営農体系に関して、収量メッシュマップを活用した可変施肥や 自動運転農機の実証を行い、規模拡大、データ駆動型生産による単収向上の効果を試算した。その結果、スマート農機の共同利用も想定すると、年度計画目標の労働報酬向上 40%が見込めることを明らかにした。 |
カテゴリ | 規模拡大 栽培技術 水田 施肥 大豆 データベース |