| 課題名 | ウイルス感染症の発病機構の解明と診断・防除技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生部門 ウイルス・疫学研究領域 |
| 協力分担関係 |
(公社)三重県獣医師会 北海道家畜保健衛生所 兵庫県食肉衛生検査所 茨城県県北家畜保健衛生所 岐阜県畜産研究所 三重県中央家畜保健衛生所 東北大学 宮城大学 |
| 研究期間 | 2016-2020 |
| 年度 | 2020 |
| 摘要 | 国内外の流行ウイルスの浸潤状況調査については、豚消耗性疾病の原因となる豚繁殖・呼吸障害症候群ウイルス及び豚サーコウイルスの多様性拡大、牛呼吸器病の原因となる牛 RS ウイルス及び牛パラインフルエンザウイルス3型の国内で流行する遺伝子型を明らかにし、さらに、両ウイルスの遺伝子型別法を開発して検査法を最適化した。また、効率的な培養系がなかった豚デルタコロナウイルスにおいて発育鶏卵を用いた培養技術及び豚の消化器病に関わる9 種類のウイルスを同時に診断できる遺伝子検査法を開発した。牛伝染性リンパ腫(牛白血病)のリスク要因の探索について、組織切片上におけるウイルス遺伝子検出法を確立した。また、発現変動遺伝子のスクリーニングにより7つの発症マーカー候補を絞り込んだ。人工ウイル スを用いて豚流行性下痢ウイルスの病原性を決定する重要因子を感染実験により実証した。 トリアデノウイルスの合成タンパク質が中和抗体を誘導することを実証し、また、ワクチンの基盤技術開発として、抗原タンパク質を組み込んだウイルス様粒子の作出に成功した。豚腸管オルガノイドがウイルスの分離に利用可能であることを実証し、さらに牛腸管オルガノイド の培養・維持手法を確立した。細胞性免疫応答及び菌取り込み能の評価によりイムノバイオティックス菌1株を選択した。また、豚胎子由来小腸マクロファージ細胞のアフリカ豚熱ウイルスへの感受性を確認して特許出願を行った。 |
| カテゴリ | 鶏 繁殖性改善 豚 防除 |