課題名 | 豚赤痢の疫学調査及び診断技術の検討 |
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研究機関名 |
沖縄県家畜衛生試験場 |
研究分担 |
細菌部門 |
研究期間 | 完H29~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:本県における豚赤痢の疫学調査を実施し、検出効率の高い検査手法を検討し、豚赤痢の防除対策に資する。 成果:沖縄本島内31農場の浸潤調査の結果、陽性豚は全ステージで確認され、うち約70%が肥育豚であった。分離株の薬剤感受性試験の結果、複数の薬剤に耐性が確認され、近年分離された全ての菌株が薬剤耐性遺伝子(tvaA)を保有し、チアムリンやバルネムリンの耐性化に関与していると推察。分離株について直接塗抹法とスライス法で比較したところ、スライス法の分離率が有意に高かったため、分離に有用と推察。 |
カテゴリ | 診断技術 豚 防除 薬剤 薬剤耐性 |