絹糸昆虫の機能高度化による医薬品原薬・新機能シルクの開発

課題名 絹糸昆虫の機能高度化による医薬品原薬・新機能シルクの開発
研究機関名 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 生物研
動衛研
協力分担関係 民間(13)
独法・国研等(2)
大学等(8)
公設試(1)
協同組合(3)
公益法人(1)
地方公共団体(1)
研究期間 2021-2025
年度 2021
摘要  超極細シルク系統カイコの養蚕農家普及については、年度計画を前倒しして群馬県の養蚕農家2軒での飼育と生糸生産を実施した。
 組換えカイコのタンパク質生産性向上については、シルクタンパク質遺伝子領域の改変による組換えタンパク質発現量増強系統を、年度計画(3系統)を上回る6系統作出した。加えて、動物用医薬品原薬の開発について、シルクを用いた新たな経口ドラッグデリバリ素材の豚や鶏の胃液への耐性及びマウスへの経口投与における有効性等を確認した。
 未知・未利用昆虫由来シルクの利用については、年度計画を前倒しして昆虫飼育に機械化・自動化を導入し、生産コストの削減が可能なことを示した。
 免疫不全小型化ブタについては、ゲノム編集により成長ホルモン受容体遺伝子を改変した免疫不全ブタの体細胞由来よりクローン個体を得た。
 高付加価値生物素材の生産・利用・保存技術については、極限乾燥耐性生物であるネムリユスリカ独自の乾燥耐性関連遺伝子が第4染色体に集積していることを見出した。
カテゴリ カイコ 乾燥 機械化 高付加価値 コスト

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