課題名 | 木材腐朽菌及び変色菌の培養生理及び保存(59) |
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課題番号 | 1992004169 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林生物・腐朽研 |
研究期間 | 止H01~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 日本産の木材腐朽菌の培養菌叢、形態的特徴、生理的性質について多くのデータが蓄積され、未知の腐朽菌の同定に役立つデータベースとしての利用が可能である。含水率を予め調節したブナ材にクロコブタケとシイタケを接種し6ヶ月後の各材辺の重量減少率を調べた。その結果クロコブタケは乾燥状態で最大の重量減少を引き起こしたが、シイタケはより含水率が高い材で最大の重量減少を引き起こした。酸素要求性に関する実験からクロコブタケはシイタケに比べ酸素消費量が大きく、酸素欠乏状態に弱いことが判明した。担当者転出のため本課題を中止する。残された問題点として,依然多くの種の培養的性質が未記載であり,さらに菌の判別法の改良が必要である。 |
カテゴリ | 乾燥 しいたけ データベース 豚 木材腐朽菌 |