課題名 |
作物根と機能性有機物の相互作用の解明(126) |
課題番号 |
1993000110 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ)
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研究分担 |
土壌肥料・畑土肥研(土壌肥料班)
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研究期間 |
継H04~H10 |
年度 |
1993 |
摘要 |
畑における有機物施用が畑土壌の生物性やそれと密接に関係する作物の根系発達に対する効果に関する研究は少ない。作物根の健全な発育や、土壌病害の防止等の観点から、有機物の示す根系発達促進の機構を検討し、効果を示す各種有機物をその機構から分類し、それぞれの機構について解明する。本年度は、根系発達に対する無機養分の効果を解析するため、土耕法を用いて土壌の無機養分濃度と根系発達の関係を検討した。小麦の総根長と土壌溶液ECの関係は直線で近似された。一方、チンゲンサイの主根長と土壌溶液ECの関係は2次式で近似された。小麦の場合、土耕法では同じ土壌溶液濃度での根発達の変動が大きく、資材に無機養分以外の効果があると判定するには、資材BF、RZの根系発達指数は小さいと考えられた。チンゲンサイの場合は各資材とも根系発達促進効果は認められなかった。
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カテゴリ |
肥料
管理技術
機能性
小麦
診断技術
チンゲンサイ
土壌環境
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