クロコブタケ菌の生理・生態的性質の解明(591)

課題名 クロコブタケ菌の生理・生態的性質の解明(591)
課題番号 1994005166
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 九州・特産研
研究期間 完S63~H05
年度 1994
摘要 クロコブタケ菌の測定方法及び接種方法を確立した。本菌のシイタケほだ木における子座出現率と断面占有率には正の相関が認められ、子座出現率を測定することはクロコブタケの被害の測定に有効であることが明らかになった。接種方法を検討した結果、辺材穿孔接種は接種効果が最も高く、子座出現率は接種源の量に正比例した。気温が高く乾燥する試験地では冷涼で湿度の高い試験地と比較してクロコブタケの子座出現率が高かった。無菌的条件下でクヌギ枝条を用いて温度と被害との関係を検討したところ、クロコブタケ菌の辺材表面及び断面における占有率は10℃から30℃までは温度に比例して高くなり、30℃で最も高く、35℃ではほとんど伸長しなかった。所期の目的を達成したので完了とする。
カテゴリ 病害虫 乾燥 しいたけ 防除

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